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「たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのこと」感想・レビュー。

だんでらいおんさん「たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのこと」を

攻略しましたので、その感想レビューです。


たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのこと


~STORY~


事故による長期入院で、一年遅れで全寮制の名門・茜華学園に

入学した主人公・八坂鷹也。

クラスの中、一人だけ年長であるという現実に戸惑いつつも、彼は学園に溶け込み、

平穏な学園生活を送っていた。

季節は初夏、6月。

学園の守護聖人である “洗礼者ヨハネ” の誕生日を祝う “聖ヨハネ祭” の季節。

その準備に追われる学園で、鷹也は学生たちの間で脈々と語られてきた

“茜華学園の六つの秘密” を耳にする。

学園の外れ。 ずっと昔、湖に水没してしまった旧校舎。

“聖ヨハネ祭” の期間中、夕焼けの綺麗な時にだけその校舎は湖面に忽然と姿を現し、

その中に入った者は、もう二度とあえないはずの人と出逢えるという……。

それは伝説。

学園という、閉ざされた空間の中で積み重ねられてきたおとぎ話。

だけど、その日。

泣きたいほどに綺麗な夕焼けの下。

鷹也は確かに湖面に浮かぶ旧校舎を目撃し、そして―― “彼女” と再会した。


そしてそこは、きみとぼくの境界線(マージナル)―


泣きたいほどに綺麗で、残酷なまでに優しいこの世界で

ぼくたちは、「サヨナラ」 をするために再会する。


たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのことはなんだろう?


その答えが辿り着く先は・・・。




<攻略順>


とくに指定・制限はありませんが、メインストーリーをラストに

持ってきたい場合は郁奈多・千鶴ルートを先にやって、小鳩でラストがすずがいいかも。







以下↓※ネタバレ注意※大きなネタバレは極力しないようにしますが、
            基本プレイ後読むことをお勧めします。








では恒例の(?)各ヒロインの感想というか雑感を少し・・・。


☆大波羅 千鶴ルート


ツンデレではなく性格キツッてかんじのクールビューティー(笑)

これまた過去を引きずるお話なんですが、自分のせいで寝たきりになってしまった親友

という存在が重くのしかかってきます。これは結構きついですね。

相手が寝たきりじゃ怒っているのかもわからないし、また許しを請うこともできない。

彼女が自分を許せるようになるため主人公が色々と動くのですが、その姿は

「たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのことはなんだろう?

ぼくはいつも、いつもいつも考えてた。」というこのED曲の歌詞でもあるこの

メインテーマに一番あってた気がします。



☆岩倉 郁奈多ルート


舌足らずのちょい不思議っ娘。図書館に出没(笑)。

「あかね色の学園の物語」という主人公達の通う学園を舞台にした小説の作者の娘で、

自分の母親がこの小説に込めた後悔と真の結末をある人物に伝える目的で動いているのですが、

主人公はその相手探しを手伝うといった展開のストーリーです。

「たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのこと」は郁奈多をサポートすること

とシンプルな話でしたが、「あかね色の学園の物語」を軸にして明かされていく過去の

出来事などの構成はうまいなぁと感じましたね。



☆白川 小鳩 ルート


主人公の幼なじみで生徒会長のお世話焼きさん。

このルートとすずルートが本作品のメインルートにあたる話で、

湖に水没してしまった旧校舎、その中に入った者は、もう二度と

あえないはずの人と出逢えるという伝説のとおり、死んだはずのすずが

二人の前に現れてという展開になります。

そして舞台は主人公を巡る(ダカーポでいう音夢ちゃんとさくらちゃんバリの)

ドロドロなラブバトルへ・・・とういう感じでしょうか。

すずの本音、小鳩の本音が決して美しいといえるものではなかったにせよ、

相手が大切だからこそ、本心でぶつかりあって、時には嘘をついてと

なんというか不器用な優しさが胸にキューンと染みましたね。

ただ陵辱の要素を入れたかったのか、途中、小鳩に対して主人公が

サディスティックな感じになるのですが、それは強引過ぎるというか蛇足な感じ。



☆八坂 すず ルート



主人公がかなりウジウジ暗い野郎(笑)に対して、かなり明るく元気な妹さん。

まぁこの作品は結構、暗い感じで話が進んでいくので、すずや小鳩のオーバー気味な

明るさは結構、貴重だったりする。

ストーリーが小鳩ルートと被っていて、すずが主人公と最後の別れをするために

幻として会いにくるというお話。

このすずルートはエンディングが2種類あってどちらのエンディングにしても、

ハッピーエンドじゃないにせよ、本人たちは納得してるからいいんじゃね・・・て感じ。

ただ、すずと一緒ENDはあまり好きじゃないですね。

主人公は大切な人を失う辛さや残された者の痛みを人一倍知っているはずなのに

小鳩に対して同じことをしてるわけで、いい話なんだけどラストのツメが

ちょこっと甘かったかも。




<まとめ>



当初から「泣きゲー」を作ると宣言して、「だんでらいおん流の泣きゲー」で勝負してきた

だんでらいおんのゲームメーカー魂には好印象です。

生きているもの・死んでしまったもの、進んでいく今・過ぎ去った過去を昼と夜の境目の

夕焼け空で表現してあるのはうまいなぁと思いました。

この作品は親愛なる人との死別がメインテーマということで、いわゆる「愛別離苦」の物語。

古くは宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」とか名作のテーマとしても使い古されたテーマだけに

「泣きゲー」としてはもう一工夫ほしかったかも。

「あかね色の学園の物語」という小説、キーパーソンとして「あかね」を各ストーリーに

絡める演出は物語に深みが出てよかったとおもいます。

音楽はOP・ED・BGM含めてこの世界観をうまく表現していると思います。

グラフィックは背景等含めて陰陽をうまく使ってあり良い出来だと思いますが、

キャラは好みが分かれるかと。

気になる方はまずは体験版をやってからといったとこでしょうか。


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[ 2011/11/30 00:15 ] ゲーム感想 | TB(0) | CM(0)

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