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「神聖にして侵すべからず」感想・レビュー。

PULLTOPさん「神聖にして侵すべからず」を攻略しましたので

その感想・レビューです。


国友澪里


~STORY~



これは、世界で一番ちっぽけな国の話。

首都圏の片隅にある街、猫庭の一角に建つ城のようなお屋敷。

重厚な塀に囲まれたそこが、彼女が治める小さな王国だった。

王国の主である彼女を含めて、国民はたったの 3人。

まぎれもなく日本であるのに、戯れに存在する王国。

そこでは僕は侍従であり、料理長であり、時には大臣になる。

食事を作り、庭を整え、洗濯物を干して、そして彼女のお供として通学する。

日常が変わることなく続いていく。

そう思って疑わなかった。


だけどある年の夏を境として、僕も、彼女も、彼女の王国も、

何もかもがゆるやかに、変わっていこうとしていた。


これは、世界で一番ちっぽけな国の話。

ちっぽけな僕たちのひと夏を巡る物語だ。






以下↓※ネタバレ注意※ 大きなネタバレは極力しないようにしますが、
            結構うっかりネタバレしてますので 
            基本プレイ後読むことをお勧めします。















攻略順はルート制限等も特になく、お好きキャラからどうぞって感じですね。

簡単にではありますが、ヒロイン別感想というか雑感を少し・・・



☆樫村 操 ルート

樫村操


主人公の幼なじみ&クラスメイトでパン屋の娘さん。

とっても頑張り屋さんでいい娘なので、主人公とくっつくのが一番自然な感じ。

ストーリーとしては友達とそれ以上の関係の境界線で揺れ動く恋心を描いていて、

二人が付き合うことによって変わっていく回りとの関係をどのようにしていくかがメインのお話です。

ただ変わっていくといっても大きな事件や問題が襲い掛かるわけではなく

あくまでマッタリとしたゆるやかなシナリオでしたね。




☆実蒔 希ルート

実蒔希


主人公の通う学校の理事長の孫娘で、主人公の学校に転校してきた転校生。

内容としてはいわゆる進路に悩む若人たちの葛藤というわかりやすいテーマで、恋と進路を通して

成長していく王道っちゃ王道のラブストーリーって感じ。希の家庭教師&理事長秘書の響子さんの暴走が

いいスパイスとなってましたし(笑的な意味で)、希の猫や犬やヤドカリ(笑)でもなく、

あえてクモやバッタなど虫が大好きって設定は面白かったと思います。

ただラストまで虫を引っ張るのはどうなんでしょう。




☆国友 澪里ルート

国友澪里


友達作るのが下手な主人公のクラスメイトで、昔から王国とライバル関係にある国友家の娘さん。

話としては始めは転校生の希と仲良くするため悪戦苦闘するなか、同じクラス委員の主人公にフォローして

もらってるうちに仲良くなって・・・という展開。個別では主に家族(父親)との誤解から生まれた軋轢、

自信の喪失を軸にそれをどのように主人公と乗り越えていくかにスポットが当てられています。

ストーリー終盤の電車での主人公の荒療治は結構感動しました。

各ヒロイン全員、わりに常識人というか普通の子ばかりなので、澪里のズレっぷりが結構かわいかったです。




☆春華 瑠波ルート

晴華瑠波


主人公が執事として仕えるファルケンスレーベン王国の女王。

ただし女王っぽい振る舞いをするものの、けっこう思慮深く、周りにも気を配れる機知に富んだ賢い娘。

ストーリーとしては王国の存在意義について葛藤し、その答えを二人で探すという感じかな。

あとは他ルートで軽く触れられるだけだった弘実の過去や涼香の贈り物の複線がうまくラストにまとめて

つながったのはお見事。

このゲームをやっていて、某人気の執事コメディー漫画を思い浮かべたのは私だけではないはず。




あとはサブキャラでは涼香・薫が不思議キャラで目立ってましたね。

涼香はかなりのウザキャラなんですけどなぜか憎めないですし、

薫はかなえちゃんネタ(本人にしてみたらネタじゃないけど)で盛り上げてくれました。








<まとめ>



瑠波が劇中、王国のことを「黄昏の王国」と言っていたように、王国自体は実体のないモノ

なんですが、その王国の中で築き上げた人々の絆やそうした心の繋がりは、なにより神聖で尊く、

そして、侵してはいけないほど大切なもの・・・

まさにタイトルどおり、それが「神聖にして侵すべからず」なんでしょう。

今回は王国というぶっ飛んだというか馴染みのないものから。その絆を知るというお話しでしたが、

もっと小さなコミュニティ(家族・学校・会社などなど)で考えても、築き上げた絆は大切なものでしょうし、

そういうものを改めて気付かせてくれる・・・そんなお話でした。


各ヒロイン自体はいわゆる普通の娘さんで、キャラが前面にでてくるキャラゲーではないです。

言うなれば猫庭にある小さな王国とそれに集まる人間模様という一風変わった世界観を楽しむ雰囲気ゲーで、

少し変わった青春グラフィティという印象でした。

ストーリーに激しい起伏や動きがあるというわけでなく、また強烈な個性を持ったキャラクターが

暴れまくるというような話ではありませんが、ハッピーエンドを主題にした心温まるストーリーを

楽しみたい人にはお勧めな作品です。


PULLTOPさんは今日、2012年春に発売予定の新作ゲームのティザーサイトが公開されてますし、

スタッフが変わって今後どのような展開をみせるのか期待です。




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[ 2011/12/16 23:25 ] ゲーム感想 | TB(0) | CM(0)

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