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「 ‘&’-空の向こうで咲きますように- 」 感想・レビュー。

暁WORKSさん「‘&’-空の向こうで咲きますように-」を

攻略しましたのでその感想レビューです。

『‘&’-空の向こうで咲きますように-』を応援しています!






~STORY~


「いこう! 今から!」

その夏、ささやかな冒険の終わりに辿り着いた街で。

みんなと見上げた夜の空に、とてもキレイな二つの月を見た。

それは、まだ彼らが小さかった頃のお話。

周りの大人に黙って、自分たちだけで飛び出した。

遠くの知らない街へ行くだけの、他愛もないものだけど。

子供だった彼らにとって、それは何もかもが知らないことばかりの、

かけがえのない大冒険だった。


しかし時が経つにつれ―――冒険は終わる。

それぞれの理由で離ればなれになる幼なじみたち。

楽しかった頃の記憶を思い返すこともなくなった、数年後の夏のある日。

管野孝(かんの こう)は、再び二つの月を見る。

自分以外には誰にも見えない、幻のような月。

その原因を探るため、再び足を踏み入れた想い出の街で、

孝は幼なじみたちと再会する。

そして月の謎を追いかけて辿り着いた奇妙な樹の下で、

彼らは、自分の願いを叶えてくれる力を持った魔法のような道具を手に入れる―――


“道具” のもたらす “魔法の力” を試しはじめた孝たちと、

街で起こる奇妙な出来事が幾重にも交差する時。

孝の道具 “グレイスワンダー” が何者かに盗まれてしまう。

使い方を誤れば、大きな災いにもなる “道具”。

責任を感じた孝は “グレイスワンダー” を取り戻すことを誓う。


かつてのように集まった幼なじみたちと、真新しい地図を広げて。

あの日終わった冒険の続きをはじめる――――




以下↓※ネタバレ注意※ 大きなネタバレは極力しないようにしますが、
            結構うっかりネタバレしてますので 
            基本プレイ後読むことをお勧めします。
















では、ヒロイン別の感想を少し・・・。




楠井 梨子 ルート

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主人公より年下だけど、ママ臭のする今回のロリ枠。

2人の妹たちと並ぶとその破壊力は計りしれない(笑)

ストーリーとしては家族に対しての自分の負い目のお話。

その負い目に対してなんとかしたいとあせるに梨子に対して、

その逆の考えを持つ珠璃との対比がなかなか面白いルートでした。

にしても道具の能力=願いの形という設定をうまく活かしてありますね。

ただこのルートはルート固定の冒頭にあたる部分で、大団円ハッピーエンド

という感じではなかったですね。





穂之上 摩樹 ルート

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名古屋巻きでわがままボディのお嬢様(気取り)、

まばゆいばかりのメートル胸が素敵。

ストーリーとしては道具の悪用という道具のマイナス面が

強くクローズアップされるお話ですね。

もともと摩樹ちゃん自体、短絡的というか道具の使い方が

一番人間っぽいっちゃ人間っぽかったけど、道具のプラス面とマイナス面

を知ることで、道具で叶えるモノより大切なものがあることに気付くシーンは

素敵だったと思います。後にして思い返すとこのルートでは、

道具に関する考え方のひとつの可能性というか答えが示されていましたね。





真堀 束沙 ルート

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理系脳で白衣がデフォルト、博士キャラ担当。

束沙ルートといっておきながら麗のバックボーンのお話がメインだったので、

あまり束沙が活躍という印象がないですね。

ただ後半、主人公に焚きつけられてオシャレに気を使たりとなかなか可愛い面を

見せてくれるので、そこは必見です。

付き合ってからのエピソードも面白く飽きることなく楽しめました。





☆連城 八重 ルート

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仲間うちでは最年長のお姉さんで鳥類大好きっ子。

道具が関わる事件として、ここから話が街を巻き込んだ大事に急展開していきます。

もともと鳥と仲良くなりたい発言などつかみどころのない性格にもかかわらず、

自分が仲間内では最年長という自覚からか、あまり自分のことを語りたがらない

キャラだけに、主人公に悩みを打ち明けていく姿はよかったです。

全体を通していえることなんですが、今回は特にサブキャラが大きく

クローズアップされるので、主人公と八重ねぇの印象が薄くなってしまった感があります。

まぁサブキャラにも魅力的なキャラが多いので仕方ないことではあるのですが。





春木 麗 ルート

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本作品のメインヒロイン。リーダーシップがあり、周りを惹きつけるみんなの隊長。

猫かぶりバージョンで優等生のお嬢さんキャラなど複数の設定を使い分ける猛者でもある(笑)

このルートは、言うなれば「‘&’-空の向こうで咲きますように-」というタイトルの

意味が明らかになります。

ストーリーとしてはいよいよ「願い」を叶える道具とその正体に迫るという話で、

幼い頃、途中でお開きとなってしまった冒険を、今回の「願い」と「道具」をめぐる

冒険の中で完遂するという結構、熱い展開に。

さすがメインヒロインというだけあって浴衣姿のなんともいえないかわいさはもちろんのこと、

エピローグの甘えっぷりは反則ですね。





仙島 星良 ルート

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独特の人懐っこさでかわいい子犬系女子学生さん。

ヒロインのなかで唯一、幼なじみメンバーズに入っていないというレアキャラだけど

この馴染みかたはハンパない。暴走っぷりが心にぐっとくるというか、

かなりいい味だしてました。

ストーリーとしてはお笑いエピソード担当というか番外編という感じですね。







<まとめ>



暁WORKSさんの過去作「るいは智を呼ぶ」「―黒い竜と優しい王国― 」も、テーマのひとつとして

「仲間との絆」というものがあげられると思うのですが、本作も多分に漏れず「仲間との絆」を扱っています。

ただ「るいは智を呼ぶ」が「ノロイ」、「―黒い竜と優しい王国― 」が「アバター」という存在によって

集められたつながりのない他人同士なのに対して、本作は全員が幼なじみ(星良ちゃんは違うけどね)

なので、もともと繋がりがあったという前提で展開していきます。

そこが本作品の肝になるところというか、子供の頃の考えと、成長して再び集まったときの考えの違い、

そこから同調したり反芻したりしていくなかで「願いと道具」を通して、自分たちの答えを見つけていく

というストーリーになってますね。

それにしても「‘&’-空の向こうで咲きますように- 」

→いろいろな意味がこめられていてなかなかイカしたタイトルですね。

一人じゃないことを表わすための「&」もその一つの意味ですし、「&」は幸福と不幸・光と闇・正義と悪など

いろいろな言葉に置き換えることができ、その一見、対極にありそうなその2つのモノが実は切り離すことが

できないということ、また本作のテーマでもある「願い」に関しても同様で、誰かが「願い」を叶えると

逆に別の「願い」が潰れてしまう、だけどその潰された「願い」は新たな「願い」の種になるということ。

そして、そんなすべて「願い」の種がいつの日か「空の向こうで咲きますように」という想いが、

主人公の「願い」のカタチである「グレイスワンダー」という道具の能力そのものであったなぁと

ゲームを終えたあとしみじみと感じさせてくれて、感慨深いものがありますね。

大人になった主人公たちが2度目の冒険と称し、「願い」というものの終着駅を協力そして対立しながら

探していくなか、「子供の頃は純粋で良かったー」だけじゃなく、その純粋な願い・想いを大切にしながら

子供の頃は麗に決めてもらった「答え」を、大人になった今だからできる「カタチ」で答えを出すという

展開はただの懐古主義にひたらず、非常に良かったと思います。

キャラデザイン・シナリオともに「るいは智を呼ぶ」スタッフということで期待していたのですが、

期待を裏切ることなく、どれもなかなか高いクォリティーで飽きることなく楽しめました。

暁WORKSらしい個性的でクセのあるキャラは健在で、キャラたちの掛合いもテンポよく面白かったです。

ただサブキャラクターも例に漏れず独創的でガンガンにストーリーに絡んでくるのですが、

サブキャラの設定が丁寧にしっかり作りこんであるために、逆にヒロインとのメインストーリー

が若干弱くなってしまった気がします。

音楽・システムに関しても文句なしで、途中で挟むアニメーションもいい感じでした。

こういう冒険モノでちょいアツ展開は個人的に大好きなので、暁WORKSさんの次回作にも期待します。



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[ 2012/05/22 23:11 ] ゲーム感想 | TB(0) | CM(0)

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