FC2ブログ







「終わる世界とバースデイ」感想・レビュー。

今月ブログ更新一発目とまたまた日が明いてしまいましたが、

コットンソフトさん「終わる世界とバースディ」を

攻略しましたので、その感想・レビューです。


コットンソフト「終わる世界とバースデイ」応援バナー






~STORY~




――あの日。 本当に世界が終わるなんて、誰も信じちゃいなかった。
         でも、心のどこかで、そう望んでた――



2012. 9.29 世界が終わる――


夏も終わりを告げようとする9月。

その噂は主にインターネットを通じて、世界中でまことしやかにささやかれていた。

もちろん、そんな噂を鵜呑みにしている人間はほとんどいない。 しかし信じずとも、

密かに不安と期待を抱いている人間は大勢いた。

“その日に何かが起こるのではないか” という、漠然とした不安と期待を。


主人公は、そんな噂には一切興味のないほうだった。

彼にとって大事なのは、死んだ親友の妹を守ることだけ……

彼のことを死んだ兄だと思い込んでいる、かりそめの妹を。


だが予備校で知り合った同級生に相談され、なりゆきで “9.29対策協議会” という

非公式サークルを作ることになる。

そのサークルの目的は、今ネットで話題の “世界が終わる” という噂が真実か否か、

みんなで検討して対策を練ろうというものだった。


2012年9月29日まで、あと*日。

その日は死んだ親友の命日であり、“妹” の誕生日でもあった――









以下↓※ネタバレ注意※ 大きなネタバレは極力しないようにしますが、
            結構うっかりネタバレしてますので 
            基本プレイ後読むことをお勧めします。






最初にひと言!!

このゲームはスタートに誕生日を任意で入力できるのですが、

ここはぜひ自分の誕生日を入力して頂きたいです。

そうすることでラストにガチで感情移入度が違いますし、

涙腺が崩壊すること請け合いです。

















ではヒロイン別感想を少し・・・

重要なネタバレは極力避けるようにしますが、

おもわずポロポロでちゃってたらごめんなさい(笑)














夏越 大天使 (ミカ) ルート

コットンソフト「終わる世界とバースデイ」応援バナー


大天使と書いてミカエル(通称ミカ)と読むいわゆるDQNネームの同級生のツインテール少女。

ちなみにストーリーとしては主人公たちが作った “9.29対策協議会” という世界の終末という

非公式サークルでの活動というのが基本ラインで他のルートも大体同じような感じで進みますが、

世界の終末でおこる出来事は結果はともかくとして各ヒロインごとでまったく違います。

このミカルートは一番OPムービーで連想されるようなサスペンスな展開で、いわゆるバイオハザード

的な展開で主人公とともに終末と立ち向かうというお話。

(基本的にOPムービーを見ていると終末で追い詰められてスプラッタっぽい展開を連想させますが、

全体的にそういったお話ではありません。)

ラストシーンはかなり切なかったですけど、ゴールがあくまで「終わる世界」であるかぎり

これはどうしようもないですね。




藤白 柊 ルート

コットンソフト「終わる世界とバースデイ」応援バナー


毒舌ポニーテールな主人公のクラスメイト。

ピーキーなキャラが多いと特にそうなんですが、柊さんのような話をまとめる説明好きキャラがいないと

話がダレて分かりにくくなってしまうのでそういった意味でも良い味のキャラでしたね。

ストーリーとしては柊さんの出生というか親子関係のお話かな。ラストの柊パパとのやりとりや

終末を迎える2人の屋上シーンでは朝焼けと腕を組み合う2人がとても印象的で切なくも綺麗でしたね。

柊さんのあだ名通り時おり飛び出すフリーザネタは笑えましたし、そのときの柊さんのドヤ顔は

最高でした。




諏訪 成子 ルート

コットンソフト「終わる世界とバースデイ」応援バナー


SNSで知り合ったニート&ひきこもりな主人公の数少ない友人。

アンダーリムの眼鏡に「働け!」文字入りのタンクトップさらにジャージに短パンとものすごい格好で

現れただけに、インパクトは一番。

ストーリーとしてはこの「世界の終末」というものの正体やら黒幕やらの謎解きがメインになってきます。

このルートは他のルートで疑問だった複線を回収しつつ、ナル自身は自分の弟・郁との関係がメインで

話が進んでいく感じ。完全にネタバレしちゃうので詳しく書くのはやめておきますが、

ひきこもりナルからの変貌をみると、郁をどれだけ大切に思っていたのかが分かり切なかったです。





千ヶ崎 入莉 ルート

コットンソフト「終わる世界とバースデイ」応援バナー


生まれつき極度の弱視で、ほとんど目が見えない2年前に死んだ親友の妹。

主人公を兄として慕ってくっ付いて来る入莉のかわいさといったらもう・・・とにかくかわいいです、

ホントとにかくかわいい。→大事なことなので2回言いました(笑)

しかしこの入莉と主人公の関係が「擬似家族」という非常に危うい関係だったので主人公の

葛藤というか心理描写が非常に切ないです。惚れてる女が自分を死んだ兄と勘違いをして、

あくまで兄として慕ってくる。一番近くにいるのに、お互いの望むもの違いというか温度差が

決して埋らないのは悲しすぎました。

このルートではいわゆる「世界の終末」の正体と主人公たちそれぞれの考えのすれ違い

(実際にはナルのところで問題提起と種明かしされ、この入莉ルートで答えを出す流れですが・・・)

の中で、あの涙なしでは語れないエピローグ「HAPPY BARTHDAY」に繋がっていきます。

誕生日・・・「今日からまた、新しいあなたの始まりですね。誕生日がくるたびに、あなたがこの世界で

生きていることを噛み締めてください。」入莉が主人公に言ったメッセージが心に染みました。

「終わる世界とバースディ」という"過去"にとらわれていた主人公'たち'(これにはヒロインのミカや

柊たちもサブキャラも含めてですが)に"未来"に進むという答えをプレゼントしてくれた入莉・・・

ステキなエンディングでしたね。






<まとめ>


東都スカイタワー・DQNネームなど最近の話題ネタをうまく取り入れながら、

いろいろな要素をうまく取り入れてバランスのよい作品に仕上がってましたね。

キャラデザインもかわいいですし、入莉ちゃん無双ではありますがサブキャラも含めて

いい感じに描かれていました。

シナリオにしてもオープニングで連想されるような終末系特有な鬱展開ミステリー要素は実際には

控えめな感じではありますが、サスペンスあり、妹萌えあり、ラストに涙腺崩壊シナリオありと

飽きることなく楽しめました。

構成をみても、とある黒幕プラス織塚さんというジョーカー、物語全体の伏線とラストでの回収と

面白かったと思います。

音楽もデンカレさんのミステリー感あるOP「夏の終焉り」、エンディングはラストシーンに

ぴったりで涙が止まらない「Happy Birthday to...」と名曲揃いでよかったです。

入莉が言った「あなたの誕生日と、あなたのこれからの未来が、幸せなものでありますように」

というセリフ・・・こうやって振り返ってみると、暗に「終わる世界」は過去を表現していて、

「バースデイ」が未来を表現していたのでしょうか。そして主人公が入莉からもらった

バースデイプレゼントがその「未来への扉」と考えると感慨深いものがあります。

確かに誕生日というの一歳年をとる節目であり未来へ向かっていることが数字としても

分かりやすく表せる指標で、そういった意味でも最後をしめるのにぴったりなテーマだった思います。

ただ基本的にどのルートも大団円のハッピーエンドというラストではありません。

ハッピーエンド至上主義の方には賛否はあるかとおもいますが、最初からラストまで

私はかなり楽しめました。

コットンソフトさんの次回作にも期待してます。


ここまで聞いてまだプレイしない、それは論外だな!!←ヤツの名ゼリフ


関連記事
スポンサーサイト
[ 2012/09/08 23:10 ] ゲーム感想 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://moedaysnews.blog.fc2.com/tb.php/98-6ed01d65